着物をオーダーメイドで作ることができる。
私は、小さい時から体が大きく753の着物や夏祭りの浴衣また、最近では結婚式の着物などで悩まされる事が多かった。
小さい頃は、年頃に見合った柄のサイズの着物がなく、選択肢がすくなかった。
同い年のお友達が着る真っ赤な可愛い柄や髪かざりもなんだか似合わない、浴衣も同様で蝶々や花火花の柄がたくさんついた小さい子用の浴衣は丈が合わず、中学生や高校が羽織るいわゆる大人っぽい柄の浴衣を着てそれでもなんだか似合わない。。。
子供の頃の着物のイメージは最悪だ。いい思い出もなかった幼稚園以降は、着物や浴衣を進められても拒んでいた。
しかし、成人式がやってくる。振袖選びだ。まずは丈のあう物をレンタルで探すが見つからない、結局1から採算をしてオーダーで作ってもらう事になったが、この時初めて着物を好きになったとおもう。
その時、好きだった和柄に黒とピンクグラデーション、花も散りばめて好きなようにできた。私自身は嬉しいが、両親の財布はきっと泣いていただろう。
無事に成人式も終え、着物への抵抗もなくなりつつある頃、結婚式での着物選びがきた、ドレスも好きだからこの頃は、神前式に憧れがあったのと体型に、コンプレックスがあったため迷わず着物選びをしていた。
だが、ここでも同じ丈問題が起きる、何十着もある着物から羽織れる物と持って来られたのはわずか四着、そこではたまたま気に入った物があったからよかったが、選べなかった事を考えるとこの結婚もなかったかもしれない（笑）
背が高くがたいの良い女性にとっては着物選びは大変である。「こんな着物が着たい」と夢見ていても現実はこの中から選べと促されほぼ妥協で着物選びが進む事が多い。
昔ながらの着物も勿論伝統的で良いが、今の世代に見合った着物の着方や作りができていれば、より良い着物文化に繋がるのではないかと考える。